2014年11月30日日曜日

「『モラル』と『道徳』」

出光興産の天坊昭彦相談役のコラムより「モラル」は征服者が国を治めるために作った法律や規則を守ること。
目的は法律遵守の義務にあり、反面で「禁じられた以外の事はやってもよい」という権利を生みました。
だからモラルは義務と権利の関係で成立しており、根底には義務と権利の対立が存在する。
道徳はというと根底にあるのは、お互いに仲良く暮らしたいという、人の意志から自然に湧き上がる気持ちであり、権利を主張するのではなく、相手の立場を考えて譲り合うという「和」の精神なのだそうです。
そう言われれば、モラルの欠如している人には妙に腹立たしくなる自分がいます。
が、道徳心の欠ける人には何故か上から目線で「しょうがないなあ」的に思っているような気がします。
ホンマかいな?

「俺の空 今日の空 上を向いて歩こう!」