2012年1月9日月曜日

記憶~その6~


 昔は、野球をする人は肩を冷すから水泳をしてはダメと言われた時期がありました。元々、泳げないものですから、夏休みはもっぱら家で過ごしていました。この頃から友達はいなかったのです。暗い少年時代、棋石を使っての野球ゲームを自ら開発しました。目をつぶって棋石をつかみ取ります。20個見事に取ったらホームラン、18個だったら3塁打、3個だったらバント成功、9個だったら盗塁成功と言った具合です。つかみ取る前に宣言します。10個で半打を獲ると言った方法です。新聞のプロ野球の成績表を基に、セ・リーグの6チームでペナントを争います。当然、大の巨人ファンの私は、長嶋の打席や柴田の打席では、集中力を高め、好成績を生み出します。我ながら3時間の一試合を十分堪能したものでした。
PS.このころ、東京オリンピックでの三宅義信のマネが流行しました。股にソフトボールを挟んでトレーナーやセーターを引っ張って、尻の後ろから持ってコマネチならぬ三宅義信を連呼するのです。馬鹿馬鹿しくて残念!!


『俺の空 今日の空 上を向いて 歩こう!!』