「母親の教え」第3弾!!
19歳で母親を亡くした私には、忘れられない「母親の教え」があります。
小学1年生の時だったと思います。今日は、午後から雨模様との事で新品の傘を持たせてくれました。昇降口に置いて授業を受け、いざ下校時間になると、案の定雨が降っていました。さあ、新品の傘をさして帰ろうと傘を探しますが、ありません。一所懸命探すのですが見つかりません。泣きながらビショ濡れになって帰りますと、母親が「どうしたの?」「傘無くなっちゃったぁ」と大泣き。多分、急な雨に用意していなかった誰かがさして帰ったのでしょう。母親は「お前が盗ったのではなく、盗られたのだからいいよ。人の物を盗るような人間になってはだめだよ。」と教えられました。
『俺の空 今日の空 上を向いて 歩こう!』