2012年3月21日水曜日

温かい東京ガス

「今日は父の定年退職となる日です」で始まるテレビCMは、心惹かれる内容で、心が温まります。
60才を間近に控えているからでしょうか。家族のあり方や、父親像、父親への思い、妻への思い等、凝縮されているからでしょう。
「孤独死」「孤立死」「無縁社会」新聞に躍る活字は寂しいものばかりです。社会が個人情報保護法やら他人への干渉を拒むやらで、人と人との結び付きが希薄になってきてしまっています。
東日本大震災で合唱のように叫ばれた絆とやらも影が薄くなってしまいました。1年を経て、遅々と進まぬ復旧、復興の妨げになっているのが「がれき」の処理です。各自治体や住民やらの猛烈な反対にあっての要因もひとつです。同じ日本人として、互いに痛みを分かち合う事も大切な気がします。その為の政治の決断、後押しが望まれます。


                                        『俺の空  今日の空  上を向いて  歩こう!』