2015年2月11日水曜日

「喉仏の無い男」

そうなんです。
私、喉仏がないんです。
こんなシワ枯れた声なのにです。
思えば小学生、中学生頃から声が変わったような気がします。
俗にいう変声期が早く来たねなどと言われていましたが、当時は低音の魅力はフランク永井、低脳の魅力は古内好美と言って笑いのネタにしていました。
小学生高学年でのクラス対抗のコーラス大会では、声が低いだけじゃなく、音痴も手伝ってコーラスからはずされました。
20歳の頃はその美貌からミスターレディに変身するよう真面目に口説かれたこともありました。
喉仏がないからなのです。
私、本当は男じゃないのかも知れません。
今更、61歳になって女装しても・・・・。
と思いながら今朝も鏡の前で生唾を飲み込みながら喉を見ています。

「俺の空 今日の空 上を向いて歩こう!」