2015年7月6日月曜日

「承継」

昔は「◯◯家」やら「××一族」なる家系の承継に先人たちは神経を使ってまいりましたが、昨今の日本社会では、それほど重きを置く問題でもなくなってしまっているような気がします。
「没落」であります。
同様に事業や会社の承継も難しい時代になってきています。
単に先代のやり方を承継しても時代の変化はめまぐるしく、どんどん改革・改善を繰り返さなければならないからです。
そんななかで、問題は人材です。
家庭も会社も脈々と流れる歴史があり、家訓や社訓があります。
しかし文字が家を守ったり、会社を繁栄させるわけではありません。
人にその血が通って一人が二人、二人が三人、四人と拡がっていって、家の繁栄、会社の繁栄に繋がります。
改革、改善が先行しすぎて、家訓や社訓の否定に繋がればやがてそれは「没落」に向かうことでしょう。

「俺の空 今日の空 上を向いて歩こう!」