いつもの泣き声とは明らかに違う…そぉーっとドアを開けると、そこには我が家の大切な大切な可愛いアメリカンショートヘアの「カル」です。「どうした?」すると、そこに異変が……。
なんと、なんと、なんと、金魚が横たわっているのです。
まさか「カル」が1階の水槽から金魚をくわえて2階へ持ってきたのか?
虫の息の金魚をバケツに入れると、プカプカ「あー、ダメか?」そして、現場検証。
1階の水槽を見ると、蓋はきちんとしてあり、猫の「カル」が金魚をくわえ出したとは考えられません。
そういえば、昨日水槽の水を交換した時に、いつもより水域が高かったことを思い出しました。金魚自ら飛び出してしまったのです。それを見た「カル」が、このままでは金魚が死んでしまうと心配して、2階にやさしくくわえて持ってきて、教えてくれたのでした。金魚は翌日、無事水槽に戻り、スイスイ泳いでいました。
素晴らしい、賢い、すごい、最高―「カル!!」
『俺の空 今日の空 上を向いて 歩こう!』