2015年3月5日木曜日

「黒田博樹」

大リーガーの黒田博樹選手がヤンキースの21億円の年棒を捨て、日本に帰ってきました。
広島カープへの恩を最後の野球生活でお返しするためだそうです。
多くの大リーガー志望選手が、育ててくれた日本のチームの引き留めを袖にして、アメリカへ渡り、夢が叶わなくなると日本に戻り、他の球団に身を寄せるのとは大違いであります。
いつの頃からかこの国には恩という字が消えてしまい、いま話題の起業家の多くが新卒で採用された某有名企業からアメリカのMBAを取得して帰国すると有名企業を退職し、そのキャリアを生かして起業する。
会社からするとアメリカでスキルアップして自社での更なる活躍を期待してのことと思うのですが、違うのでしょうかね。
リクルートさんは最初から起業する野心のある若者を採用していると聞きますが、多くの企業さんはそうではないと思っているのは私だけでしょうか?

「俺の空 今日の空 上を向いて歩こう!」